1月26日に発生したコインチェックのネム流出事件。

 
コインチェックのハッキング事件から学ぶべきこと
 

コインチェックがネムをコールドウォレットに保管しておらず
ごっそり盗まれた事件は今だ衝撃が収まってませんね。

 

コインチェックは自主的に入出金停止措置をしていて
ネムだけでなくリップルやビットコインなども引き出せない状態です。

 

自分の資産がコインチェックのウォレットにおかれたままで
不安な日々を送ってる人も多いでしょう。

 

そこで今注目を浴びているのが「ハードウェアウォレット」ですね。

 

ハードウェアウォレットとは?

ハードウェアウォレットとは
取引所にある資産を自分の手元で管理できる「秘密鍵」を格納している
小さなUSBメモリのようなものです。

 

ハードウェアウォレットはUSBメモリではないので、
この中にコインを移動させるわけではありません。

 

取引所の自分のウォレットを開くための「秘密鍵」を手元で管理するアイテムです。

 

この「秘密鍵」をオンライン上で管理しないため
自分のウォレットがハッキングされるリスクが極めて低くなります。

 

今回のコインチェックのようなハッキング騒動が起きても
ハードウェアウォレットに入れておけば
自分の資産を守ることができます。

 

ハードウェアウォレットの利点としては、
故障したりなくしても資産を守れるという点。

 

ハードウェアウォレットが故障・紛失しても、
新しいハードウェアウォレットを購入すれば
パスフレーズを使って復元できます。

 

パスフレーズはハードウェアウォレットに
資産を保管する際に一度だけ表示される秘密のパスワード。

 

パスフレーズをしっかり管理しておけば問題が起きても
後から復元できる仕組みになっています。

 

※パスフレーズを失うとアウトです。取り扱いには十分な注意が必要です。

 

パスフレーズは紙で印刷して金庫などに保管するといいですね。

 

ハードウェアウォレットの仕組み

ハードウェアウォレットで保管している資産にアクセスするための
秘密鍵にアクセスするには自分で設定する「PINコード」を入力します。

 

「PINコード」はハードウェアウォレット利用時に最初に設定します。

 

秘密鍵が入っているハードウェアウォレットを解錠するために
「PINコード」の入力することで
守っている自分の資産にアクセスすることができます。

 

ですので、誰かにハードウェアウォレットを盗まれても
PINコードがなければ資産が盗られることはありません。

 

新しいハードウェアウォレットを購入してパスフレーズで復元、
PINコードを入力すれば、自分の資産にアクセスできます。

 

仮想通貨資産を守るのは自分自身

仮想通貨がどんどん浸透していくと、
それを狙ったハッカーや犯罪がたくさん増えてくると思います。

 

オンラインという特性上、
自分の資産をしっかり管理する危機感とリテラシーはとても重要。

 

今回コインチェックは”コールドウォレットで管理している”といっていたにも関わらず
ネムはホットウォレット(オンライン上)で管理していたので
ハッキングですべて盗られてしまいました。

 

仮想通貨投資をするには”自分の資産を自分で守る”意識が重要です。

 

仮想通貨市場は今後どんどん大きくなっていきます。

 

LINEも仮想通貨事業に参入しましたし、
ソフトバンクやアリババが出資している通貨もあります。

SBIがリップルを基軸通貨として取り扱うというニュースも話題になっています。

 

大きな事件がありましたが、
日本の大手企業も仮想通貨事業や仮想通貨を利用したインフラ整備に
どんどん取り掛かっています。

 

今仮想通貨に投資することは
大きなチャンスとみて間違いないです。

 

ただし自分の資産は自分でしっかり守るという意識だけはしっかり持ちましょう。

 

取引所のウォレットだけを信用せず
丁寧にハードウェアウォレットで保管して
投資した資産をしっかり守りましょう。

 

ではハードウェアウォレットにはどのような種類があるのか、違いは何なのか。

ハードウェアウォレットの種類や比較記事はこの次の記事で書いてみます!

 

ではまた^^