イーサリアムはビットコインについで

時価総額の規模が第2位の仮想通貨です。

私自身はイーサリアムは今の何倍もの価値を持っていく

すぐれた通貨だと確信しています^^

 

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さてこのイーサリアム。

販売開始となる時点で元々「4段階のアップデートを行う」

ということが決まっていました。

 

今日はこの4段階のハードフォークについて

易しく説明してみたいと思います。

 

ハードフォークって何??

 

ハードフォークってよく聞くけどいったい何?

という方もいらっしゃるでしょう。

 

一言で言うと「仕様の変更」です。

バージョンアップともいいますかね。

仮想通貨の台帳であるブロックチェーンを分岐させる事で

前よりもさらにいいものを作ろってことです。

 

でもこのハードフォーク、実は2種類あるんですね。

「攻撃的ハードフォーク」「アップデートハードフォーク」と呼ばれています。

 

最初の仮想通貨であるビットコインも

このハードフォークによって揉め事が起きています。

 

アップデートを進めるにあたって

合意がないままハードフォークを強行する

攻撃的ハードフォークが行われたからです。

 

イーサリアムの場合はまったく違います。

イーサリアムで実行されるハードフォークは既に決まっているものであり

コミュニティの一定数の合意があるので揉め事までには至りません。

 

イーサリアムの4段階のハードフォーク

 

イーサリアムでは

4段階のハードフォークを行う計画で開発が進められ

これまでに3段階目までが完了しています。

 

■フロンティア 2015年7月

■ホームステッド 2016年3月

■メトロポリス 2017年10月

■セレニティ 未定

 

 

フロンティア

2015年7月に初のハードフォーク「フロンティア」が行われました。

フロンティアはイーサリアムの基本的な機能を実験的に導入するためのものでした。

通貨やトークンの取引が実際にテストされ

出てきた問題点などを開発者が修正し解決。

将来的に目指している分散型アプリケーションプラットホームの完成形の開発を進めていきました。

 

ホームステッド

2016年3月に実行されました。

フロンティアによってさらに安全に多くの人が利用できるプラットホームへと進化させました。

ホームステッド実行後はさらにたくさんの人が

イーサリアムを利用しました。

途中、脆弱性をつかれた「The DAO」というプロジェクトの事件の際には

緊急ハードフォークを行っています(イーサリアムクラシックが誕生)。

 

メトロポリス

メトロポリスは2017年10月に実施。

メトロポリスではさらに2段階にアップデートが計画されていました。

 

・ビザンティウム 2017年10月17日実装済

・コンスタンティノープル 未定

 

ビザンティウムでは主に以下の2点のアップデートが成功しています。

 

・プライバシー、スケーラビリティ、スマートコントラクトに関して、

イーサリアムを大幅に改善するものでした。

 

・また「Zcash」を他の仮想通貨に適用した初めての事例でした。

ZcashのZK-SNARKという技術を使ってイーサリアムの匿名性を高めることに成功しました。

 

コンスタンティノープルの詳細はまだ未定ですが

2018年の4月頃までに行われる予定となっています。

 

セレニティ

セレニティは最終段階で、

イーサリアムが世界的に安全に利用できる完成形を目指しています。

 

プルーフオブワークからプルーフオブステークへと移行し

「匿名性などのセキュリティが確保された分散型アプリケーション構築のためのプラットホーム」

が形成されるとのことです。

 

イーサリアムはまだ完成形ではない

 

いかがでしょうか。

2016年1月に114円ではじまったイーサリアムですが

2018年1月時点でもまだ実験段階で未完成であるということなんですね。

 

イーサリアムの完成形は今後の仮想通貨全体に影響を及ぼすものになることは

間違いないでしょう。

 

仮想通貨をこれからやっていこうと考えている人にとっては

難しい話かも知れません。

 

ですがこういったニーズがありそれを解決する技術こそ

世の中に求められているものですので

しっかりとした情報収集はとても大事だということを

ここでは覚えておきましょう。

 

ではまた^^